2008年 03月 06日
土壌分析 |
土壌分析なんか百姓には必要なくて、科学盲信の商業主義農家か専門機関の仕事だと思っていた。とくに有機農法や自然農法には関係ないことだと、無視していたがここ数年で大きく考えを改める。
俗に言う有機農法であれ、自然農法であれ、慣行農法であれ、
「持ち出し」をして「投入」する以上、その土地への収支を過剰にマイナスにもプラスにもならないよう土の中への配慮と観察が必要だと思う。
特に有機農法系で使用する有機質肥料は、うっかりすると化学肥料以上に不必要な副産物が土の中にたまりやすい。
有機農法だから、自然農法だから大丈夫なんて思ってるとえらい目にあうし思わぬところで環境汚染の原因になってたりする。
で、本日。一級土壌分析技師(南風認定)のミキどんがせっせと本日2検体分析。
4棟ハウスの畝肩近くを堀上げ、ナバナの根の張り具合、土層の様子を観察しながら上部の作土層と下部のネバ粘土基岩それそれを採取。
こんな風に垂直で調べてみるのは初めて。
昨年と比べて畝の真ん中のほうにも根がびっしり張っている。
おまけに画像ではわかりぬくいけど真っ白。下部のネバネバ粘土層にも根が突進している。
ちなみに10年前、この圃場は全面このネバネバ粘土層であった。
物理的改善はそこそこ成功したかもしれないが、化学的には大きくミスをしている。
水PHは上部作土層が7.2。下部ネバネバ層は6.3。
うーむ。この章たぶん続く。
(八)
俗に言う有機農法であれ、自然農法であれ、慣行農法であれ、
「持ち出し」をして「投入」する以上、その土地への収支を過剰にマイナスにもプラスにもならないよう土の中への配慮と観察が必要だと思う。
特に有機農法系で使用する有機質肥料は、うっかりすると化学肥料以上に不必要な副産物が土の中にたまりやすい。
有機農法だから、自然農法だから大丈夫なんて思ってるとえらい目にあうし思わぬところで環境汚染の原因になってたりする。
で、本日。一級土壌分析技師(南風認定)のミキどんがせっせと本日2検体分析。
4棟ハウスの畝肩近くを堀上げ、ナバナの根の張り具合、土層の様子を観察しながら上部の作土層と下部のネバ粘土基岩それそれを採取。
こんな風に垂直で調べてみるのは初めて。
昨年と比べて畝の真ん中のほうにも根がびっしり張っている。
おまけに画像ではわかりぬくいけど真っ白。下部のネバネバ粘土層にも根が突進している。
ちなみに10年前、この圃場は全面このネバネバ粘土層であった。
物理的改善はそこそこ成功したかもしれないが、化学的には大きくミスをしている。
水PHは上部作土層が7.2。下部ネバネバ層は6.3。
うーむ。この章たぶん続く。
(八)
by kousakudou
| 2008-03-06 23:51
| 土ラボ(資材・技術等)