2010年 06月 20日
雨⇒病気多発 |
■空梅雨じゃなくて良かった。スタンダードな梅雨空。
■本日もしょぼしょぼ降り。レタス・トマト・コーン・ジャガイモ出荷。
■曇天であればパプ・トマに潅水施肥しようと企むも延期。
■露地には触れず。高pHの影響で、ピーマン、キュウリにホウ素欠乏っぽい症状。
特にピーマンは先端変形葉の株が4株。枝も折れやすい。
微量要素の葉面散布決断。
キュウリは子蔓の整理せんとなあ。でも雨やしなあ。と放置。傍観。
■雨が続くので露地カボチャやらの巡検。腐ってない。元気だった。
そもそもこれくらいの雨で腐ったり、病気が蔓延するというのは、細胞がぶよぶよ、ちゅうことである。
なぜぶよぶよになるか?といえば、
窒素過多が一番だが、微量要素やミネラル類の不足など、肥培管理に問題がある。
■『作物の病気は病気をおこす病原体(主因)のほかに発病を誘発する環境(誘因)、病気にかかりやすい性質(素因)という三つの条件がそろったとき発生すると考えられる。』(栽培環境入門 実務出版 p104)
■たとえばジャガイモの疫病が発生するのは(あくまでも例え)
主因・・・疫病菌
誘因・・・長雨、排水不良、窒素過多、アンバランスな施肥、密植、
素因・・・り病性(疫病にかかりやすい性質があるかどうか)
の3つの要因が重なったときである。
■他人の圃場でもじっくり草姿をみれば、ああこれは天気が悪くなれば病気になるな、とわかってくる。
作物によって違うが、ぼよんとした葉っぱやひょろひょろな徒長気味、照りのない葉。。
「誘因」の占める割合は相当に大きいと思う。
ところがその対策は主因となる病原菌を封じ込めることに重きをおく。
程度の差はあれど、これではホンモノのお天気任せになってしまう。
■主因を完全に根絶するのはその圃場の環境もあるだろうがたいへん難しい。
■そこでやはり重きを置くのは誘因の対策をとることではないかと思う。
■この誘因を軽減する対策の主たるものが土つくりであり、肥培管理であり、栽培技術である。
■と思う。
■僕の出合った事例のほとんどが、温度や土性に関係なくぶっこむ肥料の問題でした。
季節が違うのに同じ肥料の種類と量。土壌中に蓄積した養分バランスを無視した施肥。ちぐはぐな肥料の組み合わせ。出てくる病気は薬でごまかす。
■もう、すごく、はぁとうなだれながら、自らの反省をこめて書きました。(薬:当圃場では節減対象農薬は不使用)
■害虫の問題も基本は同じ。ただし空から飛んでくるヨトウ系やカメムシ系はね、、、困りますね。
■三方原の男爵芋をゲット。さっそく自分らの出島と比較。
そもそも品種が違うので比べる意味があるかどうかは問わないで。
結果、三方原の芋は男爵としてはやはり上等で、粉質具合もよかった。食味は意外にとても淡白。
■これはもう主観の問題で、
粉質淡白味の芋がよいか、粉質度はやや下がるが旨味の勝る出島か?といったところか。
■最近ある専門筋でこの食べ比べをしたら、50代以上は全員男爵。以下は全員出島だったそう。
ということはですね。誰をターゲットに売るか?っちゅうことですか?
■というか単体で芋を味合う人は少ないだろうなあ。どんな料理に使ってもらうか?が大事かなあ。
■そんな身の丈にあわないことは考えても無駄なので、
自分が食べたい、旨いと思う芋を作り続けるだけですが。
■本日もしょぼしょぼ降り。レタス・トマト・コーン・ジャガイモ出荷。
■曇天であればパプ・トマに潅水施肥しようと企むも延期。
■露地には触れず。高pHの影響で、ピーマン、キュウリにホウ素欠乏っぽい症状。
特にピーマンは先端変形葉の株が4株。枝も折れやすい。
微量要素の葉面散布決断。
キュウリは子蔓の整理せんとなあ。でも雨やしなあ。と放置。傍観。
■雨が続くので露地カボチャやらの巡検。腐ってない。元気だった。
そもそもこれくらいの雨で腐ったり、病気が蔓延するというのは、細胞がぶよぶよ、ちゅうことである。
なぜぶよぶよになるか?といえば、
窒素過多が一番だが、微量要素やミネラル類の不足など、肥培管理に問題がある。
■『作物の病気は病気をおこす病原体(主因)のほかに発病を誘発する環境(誘因)、病気にかかりやすい性質(素因)という三つの条件がそろったとき発生すると考えられる。』(栽培環境入門 実務出版 p104)
■たとえばジャガイモの疫病が発生するのは(あくまでも例え)
主因・・・疫病菌
誘因・・・長雨、排水不良、窒素過多、アンバランスな施肥、密植、
素因・・・り病性(疫病にかかりやすい性質があるかどうか)
の3つの要因が重なったときである。
■他人の圃場でもじっくり草姿をみれば、ああこれは天気が悪くなれば病気になるな、とわかってくる。
作物によって違うが、ぼよんとした葉っぱやひょろひょろな徒長気味、照りのない葉。。
「誘因」の占める割合は相当に大きいと思う。
ところがその対策は主因となる病原菌を封じ込めることに重きをおく。
程度の差はあれど、これではホンモノのお天気任せになってしまう。
■主因を完全に根絶するのはその圃場の環境もあるだろうがたいへん難しい。
■そこでやはり重きを置くのは誘因の対策をとることではないかと思う。
■この誘因を軽減する対策の主たるものが土つくりであり、肥培管理であり、栽培技術である。
■と思う。
■僕の出合った事例のほとんどが、温度や土性に関係なくぶっこむ肥料の問題でした。
季節が違うのに同じ肥料の種類と量。土壌中に蓄積した養分バランスを無視した施肥。ちぐはぐな肥料の組み合わせ。出てくる病気は薬でごまかす。
■もう、すごく、はぁとうなだれながら、自らの反省をこめて書きました。(薬:当圃場では節減対象農薬は不使用)
■害虫の問題も基本は同じ。ただし空から飛んでくるヨトウ系やカメムシ系はね、、、困りますね。
■三方原の男爵芋をゲット。さっそく自分らの出島と比較。
そもそも品種が違うので比べる意味があるかどうかは問わないで。
結果、三方原の芋は男爵としてはやはり上等で、粉質具合もよかった。食味は意外にとても淡白。
■これはもう主観の問題で、
粉質淡白味の芋がよいか、粉質度はやや下がるが旨味の勝る出島か?といったところか。
■最近ある専門筋でこの食べ比べをしたら、50代以上は全員男爵。以下は全員出島だったそう。
ということはですね。誰をターゲットに売るか?っちゅうことですか?
■というか単体で芋を味合う人は少ないだろうなあ。どんな料理に使ってもらうか?が大事かなあ。
■そんな身の丈にあわないことは考えても無駄なので、
自分が食べたい、旨いと思う芋を作り続けるだけですが。
by kousakudou
| 2010-06-20 22:34
| ハタケだより