2009年 05月 15日
根切り完了、最終強制乾燥場へ運送 |
3年も4年も経過したような時間間隔。
はじめての経験は時間密度が高い。
14日も引き続き掘りあげたニンニクの根をひたすら切る。
N組が途中合流してとにかく切る。
下の圃場ではダイアカップを手にしグビグビと飲み干したい、
という欲求と戦いながらジュンちゃんも根を切る。
ちなみにジュンちゃんは昨日だけで4回うちの圃場に上がってきてた。
よっぽど単純な作業が苦手なのだ。
夕方4トンロングをレンタルしニンニクの積み込み。
250~270コンテほど。
その後も夜の11時頃まで切る、積む、切るの繰り返し。
朝一番に乾燥場のある西海岸へ出発。居残り組はひたすら切る、切る。
乾燥場ではQさんとミネ乾燥次長(昇格)、Qさんの会社の従業員さんらがスタンバイ。
あっというまに荷物を降ろし積み上げていく。
再び圃場に戻り積み込み。居残り組が怒涛の追い込みで仕上げてくれてた。
ジュンちゃんの荷物も積み込んで再び西海岸へ。
ミネ乾燥次長(昇格)あとは頼んだ。任せた。
こちらに帰ってすぐ落ちる(寝る)。
12日に掘り取ったニンニクにアオカビらしきものが目立つ。
池下の分に多い。同じ日にほりとったジュンちゃんのニンニクにも同様の症状。
中のりん片は飴色になっている。
盤から侵入した菌の仕業かと思いきや、なんと「煮え」であった。
30度近い気温でマルチ上は50度近くになっていたかもしれない。
温泉卵ならぬ温泉ニンニクだ。
これは使い物にならないのでバラ行き決定。
高い授業料である。
労働強度が高い作業が続くと思考停止してマニュアルを鵜呑みにしてしまう。
今回の失敗の原因である。知る、知らないの問題ではない。
思考停止の癖は様々な教育や躾の名目で、
骨の髄まで叩きこまれているからなかなか抜けない。
身体化されている他律依存である。
ここ最近、株式会社の農業参入が話題になるが
もともとそれなりの農家が株式カ会社のふりをするところは成功
(といっても成功の意味もあいまいなものです)する事例が多いが、
農にシロートな株式会社が農に参入したところはたいがいこける。
養液栽培や植物工場などで、
短期でバンバン回す葉物やシステマティック果菜トマトなどは
マニュアル化しやすく、なんとかなっているところもあるが
土モノを土俵(まさしく土俵)にしたところは散々なめにあっている。
なんせ「身体化されている他律依存」な世代がその主な担い手だ。
言われたとおりに、書かれたとおりにやっているのにうまくいかないとなる。
カイシャのジョウシはそれをなんとかするために
さらに経済界で流通するカタカナ用語でシステムを再編しマニュアル化する。
そのシステムやマニュアルを身体化できるものが残り
出来ないものは去る。
そしていっそううまくいかなくなる。
恐るべし土モノ農。
タイムリーにF谷さんのMLでニンニク情報。
貯蔵中の障害に関するものだが掘り取り時の判断にも役にたった。
高温障害やムコール菌、イモグサレセンチュウなどは発症しているものがあるので
選別・出荷には充分気をつけたい。
種芋の確保→圃場の準備→植え付け→掘り取りと、
目の前の問題をやっつけながらここまで来た。
乾燥→選別→販売
と次のハードルが待ち構えているけど深く考えまい。先は長い。
10年ほど地味に継続しなければものにならないのだ。
1年目はもすぐで終わる。
そして終わりかけたころに2年目の準備がはじまる。
掃除当番のあの円盤のように。
隙間にダッシュでパプリカモードへいざ。
(は
はじめての経験は時間密度が高い。
14日も引き続き掘りあげたニンニクの根をひたすら切る。
N組が途中合流してとにかく切る。
下の圃場ではダイアカップを手にしグビグビと飲み干したい、
という欲求と戦いながらジュンちゃんも根を切る。
ちなみにジュンちゃんは昨日だけで4回うちの圃場に上がってきてた。
よっぽど単純な作業が苦手なのだ。
夕方4トンロングをレンタルしニンニクの積み込み。
250~270コンテほど。
その後も夜の11時頃まで切る、積む、切るの繰り返し。
朝一番に乾燥場のある西海岸へ出発。居残り組はひたすら切る、切る。
乾燥場ではQさんとミネ乾燥次長(昇格)、Qさんの会社の従業員さんらがスタンバイ。
あっというまに荷物を降ろし積み上げていく。
再び圃場に戻り積み込み。居残り組が怒涛の追い込みで仕上げてくれてた。
ジュンちゃんの荷物も積み込んで再び西海岸へ。
ミネ乾燥次長(昇格)あとは頼んだ。任せた。
こちらに帰ってすぐ落ちる(寝る)。
12日に掘り取ったニンニクにアオカビらしきものが目立つ。
池下の分に多い。同じ日にほりとったジュンちゃんのニンニクにも同様の症状。
中のりん片は飴色になっている。
盤から侵入した菌の仕業かと思いきや、なんと「煮え」であった。
30度近い気温でマルチ上は50度近くになっていたかもしれない。
温泉卵ならぬ温泉ニンニクだ。
これは使い物にならないのでバラ行き決定。
高い授業料である。
労働強度が高い作業が続くと思考停止してマニュアルを鵜呑みにしてしまう。
今回の失敗の原因である。知る、知らないの問題ではない。
思考停止の癖は様々な教育や躾の名目で、
骨の髄まで叩きこまれているからなかなか抜けない。
身体化されている他律依存である。
ここ最近、株式会社の農業参入が話題になるが
もともとそれなりの農家が株式カ会社のふりをするところは成功
(といっても成功の意味もあいまいなものです)する事例が多いが、
農にシロートな株式会社が農に参入したところはたいがいこける。
養液栽培や植物工場などで、
短期でバンバン回す葉物やシステマティック果菜トマトなどは
マニュアル化しやすく、なんとかなっているところもあるが
土モノを土俵(まさしく土俵)にしたところは散々なめにあっている。
なんせ「身体化されている他律依存」な世代がその主な担い手だ。
言われたとおりに、書かれたとおりにやっているのにうまくいかないとなる。
カイシャのジョウシはそれをなんとかするために
さらに経済界で流通するカタカナ用語でシステムを再編しマニュアル化する。
そのシステムやマニュアルを身体化できるものが残り
出来ないものは去る。
そしていっそううまくいかなくなる。
恐るべし土モノ農。
タイムリーにF谷さんのMLでニンニク情報。
貯蔵中の障害に関するものだが掘り取り時の判断にも役にたった。
高温障害やムコール菌、イモグサレセンチュウなどは発症しているものがあるので
選別・出荷には充分気をつけたい。
種芋の確保→圃場の準備→植え付け→掘り取りと、
目の前の問題をやっつけながらここまで来た。
乾燥→選別→販売
と次のハードルが待ち構えているけど深く考えまい。先は長い。
10年ほど地味に継続しなければものにならないのだ。
1年目はもすぐで終わる。
そして終わりかけたころに2年目の準備がはじまる。
掃除当番のあの円盤のように。
隙間にダッシュでパプリカモードへいざ。
(は
by kousakudou
| 2009-05-15 23:08
| ニンニク農園の12ヶ月