■海沿いに降りたついでにジャガイモみてきました。

■お、お、お。
一部、夏草のバーゲンセール。セイタカブランドにカヤツリ系、カヤ系、キク科あれこれと
難攻不落の雑草が覆いつつあります。
これは今から抜くと芋の根を傷めるの「刈る」(たぶん一回でじゅうぶん)しかないでしょうか。

■奥半分は報告にもありましたが生育不良です。完全な肥料不足ですな。過剰による生育不良はよく目にしますが、不足による生育不良はなかなかお目にかかれない。レアもの。
■ジャガイモはスタートダッシュでぐっと葉を展開し、その葉がつくる影が雑草を防ぎ、根元の過乾燥を防ぎ、自分の成育の場をつくっていく植物です。
■かといって密すぎるジャングルのようなつくりは光線を好む性質からして不適であります。
■虚弱に育つととうぜん虫もたかってきます。ジャガイモを好むニジュウヤホシテントウの被害が奥の方ではひろがっていました。

■手前のほうはたぶん持ち主の方が何かを作っておられて、土が肥えてます。
種芋の浴光催芽のおかげやSGRの待ち肥のせいもあってぐっと葉が展開。
土寄せもできているところは腰も低い。


■後学のための反省点。
・奥のほうにもSGR使えばよかった。
・初期の生育が弱いな?と判断した時点ですかさず即効性の追肥を実施するべきであった。
・土寄せは土性が超ヘヴィなので機械はあきらめ、「鍬」でざっくりと土塊を根元に寄せたほうが結果時間的には同じだった。(土寄せならぬ土削りになってしまった畝あり。あまり意味のない機械仕事よりも意味のある手仕事のほうが良いときもあります。鍬仕事は身体の使い方を意識して覚えればそれほど難儀ではありません。)
・いちばんのミスは、弱ければその後どうなるか?というところまで「意識しなかった」のが最大のミス。
・弱い⇒葉の展開遅い⇒根周りが乾きやすい(固くなる)⇒雑草が繁茂しやすい(養分を取られやすい)⇒いちだんとひょろひょろ⇒限界値を超えると病害虫多発、雑草による収穫時の困難さを伴うと地獄コース。
■奥のほうの葉色が若干落ちてきてたので病気は蔓延するかもしれません。
さあこの雨期を無事に乗り切れるかどうか。
ほかにもいろいろ心配事が。。。元社長の眠れない日々は続きます。
■もっともこの実際の現場の成り行きに関して元社長にはまったく責任はありません。
むしろ知っているのに放置気味の私に責任があります。
が、しかし。
最初の年はいろいろあったほうが、本番で血迷いません。
■現在の植物の状態はどういう状態なのか?今後どうなるのか?作業の目的は何か?
投入する肥料の効果はその植物の成長リズと如何なるリズムを刻むのか?
と本質的なところへ意識を持っていく人は失敗しても年々上手になります。
僕は構造的失敗と呼びます。
■作業の種類だけをこなす人はたまたまできたり、できなかったりの繰り返すことが多いです。
真性農奴になります。
かりにずっと失敗しても、意識を植物に添わせようとするだけで人生豊かになります。
これは保証します。
経営の能力はまたベツモノなのはゆうまでもなく。ハイホー。