2007年 12月 13日
ナバナ品種特性再確認 |
この数日の雨でナバナがぐぐっと生き返る。
水の星を実感する。
ふぁっと気づけばパプリカ播種までひと月ほど。
早すぎ。
前作のブログやら作業記録を二人で再確認。
今年はできれば「断根挿し木&菌根菌接種苗」で苗の段階から根を強化したい。
が、自分らでやるにはリスク高すぎ。設備も手間もナバナの片手間では無理だ。
某大手苗会社に電話するも、県内の独占資材業者一社しか正式ルートがないとのこと。
でた。これが他県に比べ高知の園芸が弱体化してきた原因の一つなのだ。
他県はそれなりに業者の競争も激しいので、その資材に伴う技術情報もすばやく現場におりてきやすい。
高知県は一党独裁が長く続き、競争がない。
製造業者→○川種苗→経済連(園芸連)→各農協→生産者の図式は
癒着の温床になり、技術情報やコスト低減意識が欠如してしまう。
会社も大きくなると官僚的になってくる。
漢字の会社だったころは融通きいたのになあ。
電話ついでにナバナの種苗メーカーにも本丸に直接電話。
あいまいになっていたナバナの「蕾上げますスイッチ」について。
ついついアブラナ科なので、
日長条件と低温感化がセットで「蕾上げますスイッチ」がオン、
とチンゲン菜やらと混同してた。人の記憶はあいまいである。
メーカーの詳しい筋によれば、ナバナはあくまで「低温感化」がメインスイッチ。
どれだけ低温にさらされたか?が蕾をあげる大きな原因。
極早生、早生品種というのは少しの寒さでスイッチオン。
中生、晩生はしっかりと寒さに当たらないとスイッチ入らず。
ということは中生を早く植えても寒さにあたらない限り、
栄養成長状態が続くということである。
ハウスの屋根を開けて寒さにあてた今年は正解であった。
もちろん樹が大きいにこしたことはないが出荷の平準化という観点からは、
早生のずらしまきを中心に出荷体系を考慮せねばならない。
来期は早生9月5日、15日播種の二回に。中生は9月15日7割、25日に残り3割播種が適当である。(あくまで僕らの場合)
一日中暖かく過ごしやすい日々が数日続くも、再び北から冷たい風がぴゅーと吹いて来た。我々も再び肥大する。ミキドン横倍率130%。
何の仕事から手をつけるか作戦会議。
議長っ議長。議長~眠らないでください。
ナバナ少々。(八)
水の星を実感する。
ふぁっと気づけばパプリカ播種までひと月ほど。
早すぎ。
前作のブログやら作業記録を二人で再確認。
今年はできれば「断根挿し木&菌根菌接種苗」で苗の段階から根を強化したい。
が、自分らでやるにはリスク高すぎ。設備も手間もナバナの片手間では無理だ。
某大手苗会社に電話するも、県内の独占資材業者一社しか正式ルートがないとのこと。
でた。これが他県に比べ高知の園芸が弱体化してきた原因の一つなのだ。
他県はそれなりに業者の競争も激しいので、その資材に伴う技術情報もすばやく現場におりてきやすい。
高知県は一党独裁が長く続き、競争がない。
製造業者→○川種苗→経済連(園芸連)→各農協→生産者の図式は
癒着の温床になり、技術情報やコスト低減意識が欠如してしまう。
会社も大きくなると官僚的になってくる。
漢字の会社だったころは融通きいたのになあ。
電話ついでにナバナの種苗メーカーにも本丸に直接電話。
あいまいになっていたナバナの「蕾上げますスイッチ」について。
ついついアブラナ科なので、
日長条件と低温感化がセットで「蕾上げますスイッチ」がオン、
とチンゲン菜やらと混同してた。人の記憶はあいまいである。
メーカーの詳しい筋によれば、ナバナはあくまで「低温感化」がメインスイッチ。
どれだけ低温にさらされたか?が蕾をあげる大きな原因。
極早生、早生品種というのは少しの寒さでスイッチオン。
中生、晩生はしっかりと寒さに当たらないとスイッチ入らず。
ということは中生を早く植えても寒さにあたらない限り、
栄養成長状態が続くということである。
ハウスの屋根を開けて寒さにあてた今年は正解であった。
もちろん樹が大きいにこしたことはないが出荷の平準化という観点からは、
早生のずらしまきを中心に出荷体系を考慮せねばならない。
来期は早生9月5日、15日播種の二回に。中生は9月15日7割、25日に残り3割播種が適当である。(あくまで僕らの場合)
一日中暖かく過ごしやすい日々が数日続くも、再び北から冷たい風がぴゅーと吹いて来た。我々も再び肥大する。ミキドン横倍率130%。
何の仕事から手をつけるか作戦会議。
議長っ議長。議長~眠らないでください。
ナバナ少々。(八)
by kousakudou
| 2007-12-13 22:19
| 土ラボ(資材・技術等)